- カラーコンタクトご使用前に
-
安全のために定期的に眼科医の検診を受けて下さい。
現在、眼に疾患がある場合は使用しないで下さい。 ご使用前に商品付属の取扱説明書をよく読んでからご使用下さい。 カラーコンタクトは使い捨てではありません。正しくケアすれば装用時間トータルで半年程度ご使用頂けます。
開封後のコンタクトケアは、ソフトコンタクト用ケア用品をご使用下さい。(過酸化水素水の商品使用不可)
使用しない時は、保存液か生理食塩水を満たしたケースにコンタクトを入れて保存してください。 一度乾燥させてしまったコンタクトは、使用しないで下さい。 終日装用コンタクトですので、寝る前には必ず外してください。
最初の装着は2時間以内に、2回目からは徐々に延ばしますが、1日8時間以内にして下さい。 装脱着に不便を感じる場合は、眼科医にご相談下さい。
装用中に異常を感じた場合は、速やかにコンタクトを外し、コンタクト装用に伴う症状と対策をご参照の上、適切な対処を行ってください。 細かいコンタクトケアの方法、コンタクト装用に伴う症状と対策は以下をご覧下さい。
- レンズを使用する前に
-
コンタクトを取り扱う前に鏡を見て、自分の眼をチェックして下さい。 充血はないか、目やにがないかをチェックしてください。 異常を感じたら無理にコンタクトを装用せずに速やかに眼科医の診察を受けて下さい。
【1】手を石鹸であらう コンタクトを取り扱う手が汚れているとコンタクトが汚れて、そのコンタクトをつけると眼の障害に繋がることがあります。
【2】爪は短く切る(丸くなめらかに) 爪を長く伸ばすとコンタクトの破損の原因となり、コンタクト着脱時に眼を傷つけるおそれがあります。
【3】洗面所でコンタクトを取り扱う場合 コンタクトキャッチ(流失防止マット)を使用するか、排水口に栓をしてください。 コンタクトの取扱中に流すことがまれにあります。御注意ください。
【4】レンズをはずす コンタクトをはずす前に手・指を石鹸できれいに洗って十分すすいでください。爪は短く、なめらかにしておいてください。 鏡を見て、コンタクトの位置を確かめます。 ①鏡をよく見て、コンタクトの位置を確認してから黒目が上方に向くように鏡を見上げます。 ②利き手の中指で下まぶたを軽く引き下げます。 ③そのままで利き手の親指と人差し指でコンタクトを軽くつまみコンタクトをはずします。
- レンズに慣れるまでの症状
-
レンズに慣れるまでは、軽い異物感や、眼の充血があったり、涙が多く出たり、見え方が不安定になることもあります。 個人差はありますが、症状は徐々に軽減し、慣れるに従い解消されます。 症状が強かったり、改善されない場合は、レンズ装用を中止し、眼科医の検査を受けて下さい。
- レンズに慣れてからの症状
-
レンズの装用に慣れてから、次のような症状がある場合は表の対処法を参考にして下さい。 それでも、なお改善されない場合は直ちに眼科医に相談して下さい。
症状1:装着後すぐ痛む(涙・充血)
レンズの汚れすすぎ・消毒を行う。改善されない場合は新しいレンズに変更。
ゴミ、まつ毛、化粧品の付着の場合、ソフトレンズ用保存液ですすぎ洗い。改善されない場合は新しいレンズに変更。
レンズに傷や破損があった場合、新しいレンズに変更。 眼に違和感がある場合はレンズははずし、様子をみる(装用時間を短く)もしくは、疾患眼科医の診断を受け指示に従う。 眼にゴミが入っている場合はレンズをはずし、眼のゴミをとる、もしくは乾燥眼科医の指示のもと人工涙液を使用。 レンズの装着に問題がある際は、眼科医に相談、場合によっては新しいレンズに変更。 表裏逆で利用しているかもしれないので、その際はレンズを外してソフトレンズ用保存液ですすいで入れなおす。 左右に違和感がある場合、逆に入れているレンズをはずしてソフトレンズ用保存ですすいで入れなおす。(度付の場合)
症状2:目やにが出る眼に
疾患眼科医の診断を受け、指示に従う。
症状3:レンズを装用中にぼやける
レンズの汚れすすぎ・消毒を行う。改善されない場合は新しいレンズに変更。 レンズの乾燥眼科医の指示のもと人工涙液を使用。 レンズの黄変による場合、新しいレンズに変更。 視力の低下による場合、眼科医の診断を受け指示に従う。
症状4:着脱後に痛みがある
眼に疾患眼科医の診断を受け指示に従う。
- レンズ装用をしばらく中止してレンズが乾燥した場合・・・
-
ソフトレンズ用保存液に3時間以上浸してから、生理食塩水または保存液ですすぎ洗いをしてから装用して下さい。
- レンズをはずした後のレンズ保存には
-
生理食塩水またはソフトレンズ専用の保存液を使用してください。水道水は使用しないでください。 水道水には、アカントアメーバや他の雑菌が含まれています。
- その他注意点
-
レンズ装用中は、レンズ汚染防止、また目の保護のために人工涙液(コンタクトレンズ用点眼液)を一日3-4回程度点眼することを心掛けてください。 レンズケースを使用しない時は、水道水でよく洗ってから乾燥させておいてください。